乳歯期から永久歯が生え始める時期にかけての子どもの歯並びや顎の成長を整えるために行う治療です。
この時期に行う矯正は、顎の成長や歯の生え変わりの過程を利用して、効果的に理想的な咬み合わせや歯並びを得ることが可能です。
=小児矯正のメリット=
●早期発見・早期治療
早い段階での治療開始により、歯を抜かずに少ない負担で治療できる可能性が高まります。
●成長期を活かす
子供の顎の成長や歯の生え変わりの過程を利用することで、成人矯正に比べて治療期間を短縮したり、より自然な形での治療が期待できます。
●自信の向上
正しい歯並びは、子どもの自信を高め、笑顔を増やします。
●費用がリーズナブル
早期の介入により、将来的に必要となる矯正治療の範囲や期間が短縮されることが期待され、結果として全体の治療費用が抑えられることがあります。
小児矯正は、将来的な矯正治療の負担を軽減するだけでなく、成長過程での歯並びや顎の問題を早期に解消するための重要な手段です。
床矯正とは?
歯科矯正治療の一つで、顎の成長を活用して歯並びや噛み合わせの問題を改善する方法です。特に5~7歳頃のお子さんに適しており、顎の骨の成長や変化を利用して効果的に治療を行います。
=主な特徴=
●早期介入
小学校低学年頃に適用されることが多く、早期に矯正治療を開始することで、矯正の効果をより高めます。
●取り外しが可能な装置
成人のワイヤー矯正と異なり取り外しが出来るため、歯みがきや食事の際に邪魔になりません。
●顎の成長を利用
顎の成長や発育を正しい方向に導くことで、自然な形での歯並びや噛み合わせの改善を目指します。
床矯正は、早期の段階から歯並びの問題に対応するための有効な方法とされています。具体的な治療方法や期間などは、お子さんの状態や歯科医師の判断により個人差があります。
パナシールド矯正治療とは?
柔らかいマウスピースの装置を口に入れ、舌の位置を上に持ち上げる癖をつける矯正装置です。
● 早期介入
子供の顎がまだ成長している段階(4~6歳頃)での矯正治療を目的としています。この期間に治療を行うことで、将来的な矯正の負担を軽減することが期待されます。
●非外科的手法
抜歯や顎の手術などの負担の大きな治療を行わず、成長を活かした矯正治療が可能です。
●取り外し可能な装置
パナシールドは取り外し可能な装置であり、日常生活や歯磨きの際の不便が少ないです。
●成長を活用
成長期の子どもの顎の発育を正しい方向へと導くことで、理想的な咬み合わせや歯並びを得る可能性が上がります。
パナシールドを用いた矯正治療は、お子さんの成長を最大限に活かすことで、歯並びや噛み合わせの問題を効果的に解決する方法として推奨されています。治療の適応や効果、期間などの詳細は患者さんにより個人差があります。
◎小児矯正料金表
相談料 無料 (要予約)
・検査料
レントゲン撮影 5,500円(税込)
(必要に応じて、年1回程度撮影予定)
・治療費
◎床矯正装置(型取り、製作料込)
1個 25,000円(税込)
◎パナシールド(口腔トレーニング装置)
1個 20,000円(税込)
・調整料 無料 月1回程度